市川・本八幡・亀戸を中心に活動する
パーソナルトレーナー米倉竜太です。
気温が低い日が続きますが、そんな時には運動するのに躊躇してしまう事はありませんか?
健康的に体作りを行うには食事のコントロールや運動を継続して行うことが欠かせません。
実は、寒い時にはデメリットだけでなく暑い時期にはないメリットもあります。
寒いと〇〇やすい?
気温が低い時には、体温を維持するために多くの熱エネルギーを発生させるため代謝は高くなります。
また、熱を生産するためにより多くのエネルギーや酸素を消費します。
寒さにより多くのエネルギーを消費するので単純に考えれば、
夏よりも冬の方が痩せやすいということになります。
しかし、実際は冬に太ってしまうという方のほうが多いのはなぜでしょう?
冬に太ってしまのはなぜ?
冬に多くのエネルギーを消費しやすい状態なのに太ってしまう理由としては、
○寒いので活動量・運動する時間が減る
○多くの熱エネルギーを生産するために沢山食べたくなってしまう
この2つの理由がほとんどでしょう。
結局、消費エネルギーが減り摂取が多くなれば体重は増えてしまいます。
体が冷えていると運動効率が下がる
運動のパフォーマンスは筋肉の温度が40℃付近で力の発揮が良くなるというデータがあります。
また、筋肉の温度が低下すると柔軟性が低くなります。
筋肉の弾力性は血液の充満量に関係し、体が冷えている状態では血液流入量が少なく弾力性も下がります。
動物による実験では、筋肉の温度は40℃まで温まると結合組織の粘性が下がりコラーゲンの伸びが良くなります。
人間も同じように筋肉の温度が低い状態では動きが悪くなり、上がった状態では動きが良くなります。
このことから、体が温まっていないのにトレーニングなどを始めてしまうと効果が下がってしまうだけでなく怪我の確率が高くなります。
寒い時期の体つくりについてのまとめ
寒いときにも運動は必須であり、食事も食べ過ぎに注意する時期になります。
意識すべき点としては、
○食事の量・リズムを出来るだけ崩さない
○十分なウォームアップを行って筋肉の温度を上げてから運動を始める。
この2つを意識してペースを崩さず食事と運動量を維持していけば代謝的には有利な状態になります。
寒い時期の対策をしっかり取っておけば問題ありません。
冬の今から身体を引き締める準備をしておけば大きな目標も夏までに十分間に合います。
ペースを保って継続するのが成功の秘訣です。