カラダのためによい選択を

Posted 7 years ago

市川・本八幡・葛飾を中心に活動する

パーソナルトレーナー米倉竜太です。

 

 

私たちは、行動するときに意識している・していないに関わらず常に何かを選択しています。

食べ物についても同じで、コーネル大学のブライアント・ワンシング教授によると

人は1日に200回以上食べ物についての決断をしているそうです。

単純に食べ物を選択していると言っても味覚的な趣向もありますし、

健康面を考慮した上での好みや(体重を減らしたいからカロリーが多いものは

避けよう…など)季節・気温や体調などにも左右され選択の幅は大きく広がります。

 

食べ物

 

 

 

カラダ作りを考えると、食べたものが身体を作る材料になるので

味の好みにより食べたいものだけ選択してる訳にはいきません。

自分の身体作りに必要なものや足りないものを積極的に食べる必要があります。

 

また、食べるものの質にも大きく左右されます。

例えば、牛肉を食べるときには、その牛が何を食べて育ったのかにより油の質が大きく異なります。

放牧されて牧草を食べて育った牛の脂質は

Ω3(アレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制、血管拡張作用など)

が含まれますが、

トウモロコシなどの人工飼料で育った牛の脂質は

Ω6(アレルギー促進、炎症促進、血栓促進、血液を固める)

に傾きます。

 

もちろん、どちらの脂質も必要なもので飽和脂肪酸と呼ばれるΩ3とΩ6は

体内で作り出すことができないので食事から摂取しなけらばならない「必須脂肪酸」というものです。

 

どちらも必要なのでバランスのよい摂取が不可欠ですが、

Ω3の摂取量が1とするとΩ6は4が理想的な比率とされています。

現代においてはΩ6の脂質の摂取に圧倒的に偏りやすい状況でΩ3が1とすると

Ω6は10〜40も摂取してると言われます。

ということはΩ6に積極的な摂取は控えるべきであると言えます。

 

 

人により必要な栄養も違いますので、健康や身体作りが目的であれば

自分自身の生活環境を見返してみて味の好みだけでなく積極的に摂取していきたい食べ物があるかも知れません。

 

私は、食事も運動もあなた自身の生活をより良いものにしていくための手段の一つだと考えています。

ストレスになり健康を損ねるようであれば過度な食事制限や

身体に良いからといって嫌いな食べ物を無理に食べる必要はないと考えます。

そのため自分がどう過ごして行きたいかを考慮した食べ物を選択していく必要があります。

正しい知識を知った上で快適な生活を送るための選択を行っていけば

それに応じて自然と身体を変化していきます。

 

正しい選択に迷う、身体のために気を使っているが変化が無いなど

問題がありましたら、一度ご相談ください。