市川・本八幡・葛飾を中心に活動する
パーソナルトレーナー米倉竜太です。
ダイエットで体を引き締める時に肉などは食べない方がいいと考えている方もいらっしゃいますが栄養価から考えると積極的に摂取しておきたいものの一つに挙げられます。
お肉はタンパク質が豊富であり、人が健康的に過ごすために必要な3大栄養素の一つで運動をしている、していないに関わらず摂取すべき重要な栄養素です。
タンパク質ってどんなもの?
タンパク質の役割は、細胞の膜を作ったり筋肉・臓器・皮膚・毛髪・爪・血液の成分や免疫抗体や遺伝子もタンパク質が材料となり構成されています。
また、酵素になったり、ホルモンや五感でひかりや匂いを感じるセンサー(レセプター)としての構成材料にもなります。
タンパク質は、20種類のアミノ酸で構成されてい人間は11 種類を他のアミノ酸や中間代謝物から体内で合成す ることができますが、残りの9種類は必須アミノ酸と呼ばれ体内で作り出すことができないので食事から摂取するしかありません。
(必須アミノ酸・・・ヒスチジン・イソロイシン・ロイシン・リシン・メチ オニン・フェニルアラニン・トレオニン・トリプトファン・バリン)
タンパク質は何を食べたらよい?
どのような食品からタンパク質を摂取した方がよいかというとアミノ酸スコアというものが一つの目安になります。
アミノ酸スコアという数値で9種類の必須アミノ酸が食品どのぐらい入っているかの含有を数値化したもので、100点満点で表記されこの数値が高いほどアミノ酸のバランスがよく栄養価が高いと考えられます。
タンパク質では、
植物性タンパク質の代表格の「大豆」のアミノ酸スコアは86点となりますが、
動物性タンパク質の肉、魚、卵など多くのアミノ酸スコアは100点です。
植物性タンパク質のアミノ酸スコアが低い理由は必須アミノ酸の内一種類以上が足りいないので、特にメチオニン・トリプトファン・リジンなどが不足になりやすいです。
そのため、お肉や卵などの
動物性タンパク質の食べることは栄養補給という意味で重要
になります。
もちろん、炭水化物・脂質もバンランスよく摂取して行く必要があり、
何か極端に制限することは必要な栄養素を欠いてしまう原因
になり、見た目に痩せることはできるかも知れませんが身体の中身(筋肉・骨・内臓・脳など)は栄養に偏りがあるために組織が弱くなってしまい十分な役割を果たせなくなってしまう可能性があります。
タンパク質は足りていない?
しかし、体にとって重要なタンパク質も統計上摂取量が少ないという傾向にあります。
また、年齢とともにタンパク質の摂取量が減少傾向にあり、更に年齢を重ねるとタンパク質の吸収能力の低下も起こり意識的に摂取していかないとタンパク質が足りない状況になってしまいます。
積極的に運動や活動しない方は食事量の低下から、
運動量の多い方はタンパク質の分解を亢進させるので摂取量には特に注意が必要になります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015 年版) (案)」たんぱく質の食事摂取基準では、以下の様になっています。
成人以上であればおおよそ1日あたり
男性は、60g
女性は、50g
が目安となりますが日常生活の状況や消化能力・運動量などにより摂取すべき量が違います。
また、ボディメイクを考えると一概に同じ量をおすすめする事はできません…
そして、その他の栄養素が重要でないという事でもありません。
正しい摂取の方法や量は、カウンセリングで身体や日常を状態を把握した上で経過を追って行かなければ適量を探すことができないので、もし適性な食事方法が知りたいのであればご相談ください。