市川・本八幡・葛飾を中心に活動する
パーソナルトレーナー米倉竜太です。
基礎代謝が低い人が太りやすいと考えられてますが
アメリカのメイヨー クリック(Mayo Clinic)からそうとは限らなという研究結果が出ています。
基礎代謝率は、体重増加を予見できるのか?
American Journal of Clinical Nutrition
「Does basal metabolic rate predict weight gain?」
http://ajcn.nutrition.org/content/104/4/959.abstract
低基礎代謝と高基礎代謝の成人を3年以上体重変動の追跡調査した結果、基礎代謝による体重増加の変化は低基礎代謝グループと高基礎代謝グループの体重増加率では顕著な差は無かった。
体重の増加についての影響は基礎代謝よりも食事や日常の活動などの生活習慣が基礎代謝による体重増加率を相殺していると考えられるというものでした。
基礎代謝が全てではない
体組成計で測定すると基礎代謝量で一喜一憂することもあるかと思いますが、この研究から体重を減らしていくには基礎代謝を気にしすぎるよりも食事・日常・運動の習慣を適切化していくことの方が重要な要素になると考えられます。
基礎代謝の総量は簡単に大きく量が増えるものではありませんし、日常での食事や運動の習慣が方が体を変える大きな要素になります。
できる取り組みから始める
体の細胞は常に代謝していて、早いもので一ヶ月ぐらいのサイクルで入れ替わり長いものでは数年かけて入れ替わります。
食事は身体の材料になり、運動は筋肉・呼吸器、循環器などを鍛え、日常の習慣を変えることで姿勢や身体も徐々に変化していきます。
生活習慣を整えることで交感神経や内臓を活性化し、鍛えることで筋肉を鍛え循環を良くして基礎代謝を少しずつ向上させていく事もできますが基礎代謝が低いからと言って痩せない体質だと嘆く必要はありません。
身体を変えたいと考えているなら、まずはご自身でやってみたい取り組みやすい方法からチャレンジしてみるのが一歩目です。
身体は日々変化しているので行動を始めるのに遅いということはありませんし、ここまでやれば後はもう何もしなくて良いということはありません。
焦らず着実に進んでいけば目標に向かって近づくことができるでしょう!!!