市川・木場・
年齢を重ねていく中で、
いつまでも若々しく見られたい
という気持ちは誰にでもあるとかと思います。
見た目が若いという事は、外見だけの問題では無く
体の細胞も若く保たれていて健康や寿命にも関係している
という見た目と体は一致しているというお話しです。
見た目が若いと細胞も若い
南デンマーク大学コーア・クリステンセン教授らの研究発表では、1826人の70歳以上の双子を対象にして写真から年齢を推測してもらい、その7年後の追跡調査で実年齢よりも老けて見えた人の方が亡くなっている確率が高かったという結果が出ました。
また、双子の染色体を調べた結果では、見た目が若く見えた人のほうがテロメア※が長いというこ事も確認されています。
※テロメア・・・「老化時計」「命のろうそく」とも呼ばれるDNAの集合体、染色体の両端にあるキャップの様なもので細胞が分裂していくと短くなっていき、最後には無くなってしまいます。テロメアが無くなってしまうと細胞分裂ができなくなるだけでなく細胞の働きが悪くなり機能不全や老化・病気の原因になります。
この結果から
見た目の若さと体の若さは別々の問題ではなく一致する
と考えられます。
細胞の若さは見た目、肌にも現れる
皮膚細胞でも
若々しい肌の細胞はテロメアが長く、シミやシワがある皮膚細胞はテロメアが短い
という事が分かっています。
そのため見た目が若いということは、外見だけの問題ではなく細胞の若さや寿命に関係しており細胞の状態から考えると実際の年齢よりも見た目の方が現在の体の状況を物語っていると言えるでしょう。
勿論、年齢を重ねることが悪いことではありませんが若い見た目を保つことは美容面だけでなく健康面でも大きなメリットがあります。
健康的に過ごしたいと考えた時にも、食事や運動、休息のバランスを整えて見た目を若く保つための行動を取るとこは効果のある有効な方法になります。