冷えが無くなったのはなぜ??

Posted 8 years ago
冷え性だというお客さまから質問がありました。


「最近、手足の冷えが無くなったんですがこれってトレーニングの効果でしょうか?」


というものでした。





まずは、なぜ手足が冷たくなるのか理由を考えてみましょう。





手足の冷えは、外気などの温度が低く寒いと感じると体幹にある内臓の温度を下げさせない


ために自己防衛機能として末梢(手足)の血管を収縮させて熱が逃げるのを防ぎます。


手足の循環は低下して冷たくなりますがその代わりに暖かい血液は手足にいきにくくなり、


末梢を通る血液が外気にさらされ熱を奪われるのを防ぎを生命維持に重要な


内臓の体温を維持出来ます。










また、冷えの原因としては外気温などの要因だけでなく栄養不足(熱生産の低下)・


食べ過ぎ(内臓に血流が集まる)、自律神経の乱れ(血管の拡張・収縮のコントロール不良)


などもあげられます。



栄養不足や食べ過ぎは食習慣が、自律神経の乱れはストレス・生活習慣が問題


となって冷えが現れるケースです。




他に運動不足も要因に一つに挙げられます。





冷えが改善されたお客様は、痩身・いわゆる身体を引き締めたいという目的でトレーニング


来られていますが筋トレにより筋肉が伸びたり縮んだりすることで血流を促進させ、


循環が改善したと考えられます。


身体の姿勢や動きもよくなり、さらに全身の循環・代謝を向上させてくれます。


また、食事や生活習慣の指導も行っているので総合的に心身のバランスが改善される事で


冷えが解消された結果がでました。





有酸素運動や加圧トレーニングを継続的に行うことで血管内皮細胞の弾力性がまして、


普段使われいない抹消の毛細血管にまで血流が行くようになり、骨格筋中の毛細血管の


新生を促し冷え性の改善につながります。





当たり前ですが、リズムの取れた生活バランスの良い食習慣、そして適度な運動


健康的な心身の状態を保ち身体の不調を改善します。