市川・本八幡・葛飾を中心に活動する
パーソナルトレーナー米倉竜太です。
体を引き締めるためにトレーニングを始められた方からの質問で
「どのようなものを食べるのが痩せますか?」
という質問がありました。
以前にも同じ主旨でBlog記事にもしています。
食べて痩せるものが存在するのか?
食べて痩せるというものは存在しませんので、何かを食べるという事は生きていくために必要な栄養素の摂取が主な目的になります。
そのため体重を減らしたいと考えた時の食事は
1,必要な栄養素を摂取する
2,総エネルギー収支を食事や運動のバランスでマイナスになる様にする
というこの二つが絶対的な基本になります。
必要なものを必要な分、食べていれば問題ありません。
もちろん必要以上に食べて痩せるなんてこともありませんし、単純にプラスして食べることによって「脂肪が減る!!」なんて魔法のような食材もありません。
必要な栄養価がカラダによい影響を与える
栄養状態に偏りがあり、それを補うことで代謝機能が正常に働き、体の機能が正常に整った事でエネルギーの差し引きがマイナスへ傾き、引き締まってくることはあります。
しかし、この場合には体の機能が正常に働くことにより痩せる方向に動いていったものなので食べ物の作用が体重減少を起こしている訳ではありませんので
何かを食べる≠痩せる
とはなりません。
いくら栄養価が高くても身体に良いとされているものでも、代謝機能が正常に機能していてエネルギーと栄養共に不足がなければ余剰のエネルギーとなり体脂肪として貯蓄されていきます。
栄養価を補う事で痩せるという流れは、
1,足りない栄養の補給による体の機能(消化・吸収・代謝機能)の適正化
2,機能正常化による代謝量の向上
3,エネルギーの摂取と消費のバランスがマイナスに傾き痩せる
という順番になります。
痩せるかどうかは別にして、必要な栄養価を摂取するという事はもちろん身体に取って有益であり積極的に行っていくべき行動である事には間違いありません。
食べ過ぎていたらどんなものを食べても痩せられません…
体重が減っていくということは、身体のエネルギーがマイナスの状態になり脂肪や筋肉など体の一部を分解して生命活動のエネルギー源としなければならない状況です。
結局は、身体に良いというものでも必要以上にたくさん食べていたら痩せられません…
食べるという事は、何かしら栄養素のプラスになります。
栄養の過不足や必要量にも個人差があり、一般的に体に良いとされている食べのものが自分自身に必要かどうかは栄養療法として血液検査をして調べてみないとわかりません。
また、自分に有益な栄養価を摂取して代謝機能が向上したとしてもエネルギー摂取の総量が体重の増減に与える影響の方がはるかに大きいです。
そのため、ただ食べるだけで痩せるというものは存在しませんのでご注意ください。