市川・本八幡・葛飾を中心に活動する
パーソナルトレーナー米倉竜太です。
太ってしまうと痩せにくい体質に変化してきてしまいます。
ちょっと、ショッキングな内容ですね…
太る時に身体の中で起こる現象として、過剰に取り込まれたエネルギーは中性脂肪に変化し脂肪細胞に貯蔵されていきます。
脂肪細胞は、余剰エネルギーとして中性脂肪があればどんどん貯蓄して細胞の体積が大きくなっていき、そのまま細胞が膨張を続けていくと一定値で膨らむ限界がきます。
(通常の体型の方の肥満細胞の大きさを1とすると1.3倍まで肥大)
ここで脂肪細胞の膨張の限界に来ても余剰エネルギーがあると今度は脂肪細胞が細胞分裂して数が増やしていきます。
分裂した脂肪により新たなエネルギーを蓄える貯蔵スペースができたので以前よりもより多くの脂肪を貯めておくことができるようになります。
このような現象により脂肪が増加していきます。
太っていく時に脂肪細胞が肥大から分裂へを変化していくのは、段階ごとにステージとして区分され
脂肪細胞の肥大優勢→脂肪細胞の肥大と増殖→脂肪細胞の増殖優勢
という順番の流れがあります。
では、痩せるときは上記の流れに逆行してに脂肪細胞は減っていくのかというと
分裂して増えた脂肪細胞はほとんど減りません…
増えた細胞は減らない…なぜでしょうか?
身体のほどんどの細胞は、代謝により自然に死滅して新たな細胞が作られて身体が入れ変わっていきます。
脂肪細胞は肥大・増殖していくと身体は栄養を豊富に蓄えた状態になるので生命維持に大切なエネルギーを沢山貯蓄している状態になります。
生命維持のためにより多くのエネルギーを貯め込みたいという意味で増殖していった細胞なのでエネルギーが減ってきたからといって、わざわざ死滅させることを選択するとますますエネルギーが足りなくなる可能性がでてくるので減らす訳にはいかないと身体が判断するのです。
そのため太ってしまうと身体が脂肪を貯蓄しやすい状態になります。
痩せていく過程で脂肪細胞のサイズは小さくなりますが、肥満になり脂肪細胞の数が増殖してしまうとほとんど減りませんので脂肪が付きやすい・痩せにくくなってしまいます。
このため、ダイエットはほとんどの方が失敗するというを前回記事を上げましたがダイエットに失敗して太ってしまう事でますます痩せるのが困難になってしまいます。
本気で痩せてキレイな体型を維持したいと考えるなら、失敗しない継続できる選択をする必要があります。
早く結果を出したいという気持ちは分かりますが短期的に劇的な変化を望むのはリスクが高くなります。
自分が継続してその方法を続けていけるのか?
体型を維持できる方法なのか?
本当に理論的な方法なのか?
などを冷静になって検討した上でダイエットを始めてください。
何か迷うことがあればご相談ください。