流行りのダイエットは有効なのか?
私は食に関する研究者ではありませんが流行りのダイエットの偏りには疑問しか浮かびません。
世界中で学者や研究者が様々な角度から食事と健康に対して研究調査を行っていますが結局は科学的に根拠のあるダイエット方法であれば効果に大差はなく
どの様な方法で行うか?
ではなく
どの方法が継続してできるのか?
という視点が重要だという結論に達しています。
効果が変わらないのであれば自分が苦手な方法を選択する必要はなく取り組みやすいものを選ぶのが大切です。
私は食に関する研究者ではありませんが流行りのダイエットの偏りには疑問しか浮かびません。
世界中で学者や研究者が様々な角度から食事と健康に対して研究調査を行っていますが結局は科学的に根拠のあるダイエット方法であれば効果に大差はなく
どの様な方法で行うか?
ではなく
どの方法が継続してできるのか?
という視点が重要だという結論に達しています。
効果が変わらないのであれば自分が苦手な方法を選択する必要はなく取り組みやすいものを選ぶのが大切です。
前回のBlogで基礎代謝と体重増加のお話しを書きましたが、今回は基礎代謝がどんなものなのかという事を書いていきます。
「そんなの知っているよ!!」
という方も多いかと思いますが基礎代謝がどの様なものなのか確認していきましょう。
基礎代謝とは、何もしなくても生命維持のために体温を一定に保ったり、呼吸を行う事や心臓を動かす事など生きるために最低限必要な活動を行うためのエネルギーです。
基礎代謝量は、 英語ではBMR(Basal Metabolic Rateの略)といわれます。
以前のブログでもお話が出てきましたが、痩身・ダイエットに関しては未だに科学的な根拠が確認できないものが数多く存在し、それを本当に効果がある方法だと信じている方も沢山いらっしゃいます。
パーソナルトレーニングで体を変えたいと来ていただくお客様も例外ではありません。
先日トレーニングを始められた女性Eさんは、最初にカウンセリングした時のお話では
「私、低体温だから太りやすいの!!」
とおっしゃられていました。
以前にはエステに通われていて「低体温だから痩せにくいんですよ。」と言われ、その言葉を信じてエステに半年ほど通ったそうですが結果は、
変化なし!!
だったそうです…
基礎代謝が低い人が太りやすいと考えられてますが
アメリカのメイヨー クリック(Mayo Clinic)からそうとは限らなという研究結果が出ています。
American Journal of Clinical Nutrition
「Does basal metabolic rate predict weight gain?」
http://ajcn.nutrition.org/content/104/4/959.abstract
低基礎代謝と高基礎代謝の成人を3年以上体重変動の追跡調査した結果、基礎代謝による体重増加の変化は低基礎代謝グループと高基礎代謝グループの体重増加率では顕著な差は無かった。
体重の増加についての影響は基礎代謝よりも食事や日常の活動などの生活習慣が基礎代謝による体重増加率を相殺していると考えられるというものでした。
いろいろなダイエット方法の情報が氾濫し、本当のことや嘘が混在する状況で一般の方が正しい判断をすることが難しくなっていると感じます。
繰り返しになりますが科学的に根拠・効果があると立証されている方法は、基本的にどの方法でも適切に行うなうことで効果を得ることができます。

シンプルですが深い問題です。
体重の増減は、単純のカロリーのプラスマイナスで測れない点もあり様々な関係要因が(日常生活や身体活動、食事、ホルモン、睡眠、ストレスなどの生活状態)が影響し合っています。
体を引き締める目的で毎日体重数値を測り、数値管理されている方も多いかと思います。
しかし、体重数値にこだわりすぎるのも考えものです。
特に1〜2日ぐらいの短期間でのスパンでの変化にはこだわりすぎる必要はないでしょう。
成人の身体の約60%は水分です。

例えば、朝と晩での体重数値の変化があった場合ほどんどは水分量(食事の重量や排泄による増減なども含む)によるものです。
運動して汗をかけば数百g減り、睡眠でも数百gから1リットルほど水分が体から減っていきます。
疲労を細胞レベルで回復させる方法は「睡眠」です。
忙しい時などに一番最初に削られやすい時間ですが、身体にとても大切な時間になります。
特に身体作りでトレーニングを行っていれば尚更必要であり重要な時間です。

先日トレーニングに来た方は、仕事が忙しく長時間仕事をしている時に
「栄養ドリンクを飲んで疲れを回復させている」
というお話をしていました。
みなさんも疲れた時に栄養ドリンクを飲んだりすることがあるかと思います。
では栄養ドリンクは本当に疲れに効いているのでしょうか?

残念ながら栄養ドリンクが疲労を回復させるという科学的根拠はありません…
先日あったパーソナルトレーニングのお問い合わせで
「体を引き締めたいのですがトレーニングすることで筋肉がついて太くなりたくありません…」
という内容がありました。
ダイエット・身体の引き締めが目的でトレーニングする場合には、
100%食事のコントロールも一緒におこないます。
そして、痩せる基本は、
摂取エネルギー<消費エネルギー
ということは皆さんも理解されていると思います。