運動と食事の改善のどちらを先に行うべきか?
「痩せたいのですが、運動と食事の改善のどちらを先に行うべきですか?」
という質問がありました。
結論から言いますと
同時に行うのが一番良いでしょう。
どちらかを選ぶ場合には、運動を優先するべきだと考えます。
「痩せたいのですが、運動と食事の改善のどちらを先に行うべきですか?」
という質問がありました。
結論から言いますと
同時に行うのが一番良いでしょう。
どちらかを選ぶ場合には、運動を優先するべきだと考えます。
今回は、仕事も忙しく運動する時間もなく数年で10kgほど体重が
増えてしまい危機感を持ちパーソナルトレーニングで身体を変えたいと
8月から始められた方からの質問です。
「夜に食べると良くないって聞いんたんですけれども
夜ぐらいしかゆっくり食事する時間がなくて
沢山食べてしまうのですが太る原因になりますよね…」
という内容でした。
この場合は、食べる時間の問題ではなく
「ダイエット成功させるためにはどうしたらいいでしょうか?」
という質問がありました。
カラダを引き締めていくには
正しい方法を間違えず実践すれば身体は必ず変わります。
ダイエットを考えるとエネルギー摂取が消費を下回れば絶対に痩せていきます。
非常にシンプルですね。
では、結果が出ない人がなぜいるのでしょうか?
大きく分けると殆どが2つのパターンに当てはまります。
1つは、やり方が間違っている場合です。
先ほどの例で説明すると摂取が消費よりも少ないと想定していても、
実際には摂取が多く体重が増えてしまう様なケースです。
摂取カロリーの計算が間違っていたり、吸収や消費の個人差を考慮し調整していないなど
方法論が現実から離れてしまい軌道修正も出来ていない場合に起こります。
私たちは、行動するときに意識している・していないに関わらず常に何かを選択しています。
食べ物についても同じで、コーネル大学のブライアント・ワンシング教授によると
人は1日に200回以上食べ物についての決断をしているそうです。
単純に食べ物を選択していると言っても味覚的な趣向もありますし、
健康面を考慮した上での好みや(体重を減らしたいからカロリーが多いものは
避けよう…など)季節・気温や体調などにも左右され選択の幅は大きく広がります。
スタンフォード大学
健康心理学者 ケリー・マクゴニガル氏の研究によると
「食べてはいけないと思うと1.5倍食べたくなる」
というデータがあります。
どの写真が1番引き締まってキレイな身体に見えますか?
私は、向かって1番右の写真が一番引き締まってキレイに見えます。
多くの方もそう感じるのではないでしょうか?
では、体重数値はどうなのでしょうか?
写真での頭の上にポンド(lb)表記で体重が出ています。
1番左からキログラム換算するとおおよそ
左 145lbs≒65.77kg
サプリメントについての質問も多く頂きますが、殆どの方がサプリメントを摂取する前にやるべきことがあります。
今、様々なサプリメントがありますが、まずあなたが本当にサプリメントを取るべきなのか確かめる必要があります。
食べるものの内容が悪い場合は、サプリメントの摂取を考える前に食事の内容を見直す必要があります。
サプリメントはあくまで食事で得られる栄養の補助であり食事の代わりにはなりません。
最近パーソナルトレーニングを始めた方の悩みで
「運動するとお腹が空いちゃって食欲が…」
というお話がありました。
この方は運動するとお腹が空くので食べてしまい体重が増えているのが悩みだとの事でした。
では、この場合は運動が問題だったのかというとそうでは無い可能性の方が高いと思います。
お客様からよくある質問です。
「何を食べたら痩せるの?」
という問いに対して、私の回答はちょっと乱暴な答えですが
「何を食べても食べ過ぎたら太ります!」
または、
「何を食べても多く食べ過ぎなければ痩せます!」
という答えになります。
統計では、長期的にダイエットの効果をみた場合に9割は失敗します。
ほとんどの方が元の体重に戻ってしまう、またはもっと悪い状態になってしまうのが現実です…
失敗してしまうその理由は、
継続できない無理なダイエット方法を選択している
という場合がほとんどです。